ECBノボトニー氏:介入必要ない-ユーロ高・円安劇的でない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、オーストリア中銀のノボトニー総裁は18日、ユーロ相場を押 し下げるため今「直ちに」為替市場に介入する必要はないとの認識を示 した。

ノボトニー総裁はウィーンで記者団に対し、ユーロの対ドル相場は 「通常のレンジ内で推移している」と述べ、「従って、ECBとしては 介入する緊急の必要性はない。もう一度強調しておきたいのは、ECB には為替レートの目標はなく、あるのは物価安定目標だということだ」 と付け加えた。

同総裁はまた、ユーロの対円での上昇も劇的ではないと述べ、「通 貨戦争」という議論に現実味はないと指摘。「ユーロの円に対する上昇 も劇的というほどではない。このような状態が続く限り、介入必要性の 議論は現実的でないということだ」と述べた。

ドラギECB総裁は、同中銀にはユーロ相場の目標がないが、為替 レートはインフレや経済成長の見通しを見極める上で重要な役割を果た すとの見解を示している。ノボトニー総裁もこうした見方を支持し、介 入の必要性に関する議論が生じ得るのは「為替相場の動きが物価安定に リスクを突き付ける場合だけだ」と述べ、スイスの介入を例に挙げた。

原題:ECB Sees No Need for Currency Intervention Now, Nowotny Says (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE