恋人殺害の南ア義足選手、今後の大会出場を無期限で見合わせ

パラリンピックの陸上短距離で金メ ダルを獲得した南アフリカ共和国のオスカー・ピストリウス選手は、恋 人を射殺したとされる事件を受けて、今後の大会出場を無期限に見合わ せる。同氏のマネジャー、ピート・バンジル氏が明らかにした。

バンジル氏が発表した資料によると、ピストリウス選手は当面、向 こう14週間に出場を予定していたオーストラリアとブラジル、米国、英 国での大会をキャンセルする。「来る訴訟手続きにピストリウス選手を 集中させ、関係者全てがこのつらく痛ましい状況を受け入れようとして いる中で、同選手にその助力・支援をさせるための決定だ」と説明し た。発表文は、運動選手のマネジメント企業であるインサイト・アスリ ート・マネジメントのウェブサイトに17日遅く掲載された。

ピストリウス選手(26)は保釈をめぐる審理のため19日にプレトリ アの裁判所に出廷予定。検察は、同選手が14日に市内の自宅でモデルで 恋人のリーバ・スティーンカンプさん(29)を殺害した行為は計画的殺 人だったとの主張を展開するとしている。

同選手は生まれつき障害を持ち、生後11カ月で両脚を切断する手術 を受けたが、ブレードを装着してパラリンピックで6個の金メダルを獲 得。昨年のロンドン五輪では、切断手術を受けた選手として史上初めて オリンピックにも出場し、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100 人」に選ばれた。

原題:Oscar Pistorius Pulls Out of Future Races After Murder Charge(抜粋)

--取材協力:Franz Wild、Andres R. Martinez.

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