日産、米シリコンバレーにR&Dセンター-自律走行車開発で

日産自動車は、米カリフォルニア州 のシリコンバレーに研究開発(R&D)センターを開設した。自律走行 車とインターネット応用技術の開発拠点とする計画だ。

日産アメリカズのカーラ・バイロ上級副社長(研究開発担当)は15 日の電話インタビューで、今後3年以内に同州サニーベールの同センタ ーにエンジニアと技術者合わせて60人余りを配置すると語った。自律走 行システムの研究は日本の拠点から同センターへと移す予定だとも話し た。同プロジェクトへの投資の詳細は明らかにしなかった。

バイロ上級副社長は「この技術の中心地で研究に集中することにな る」と説明、この研究を神奈川県厚木市の「先進技術開発センターから 業界の中心地に移す」と言明した。

自動車メーカーに加え、米グーグルなどの企業が、衝突事故の減少 と燃費改善、渋滞解消を目的とする新たな技術やシステムの開発を計画 している。日産自のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は先月 デトロイトで記者団に対し、規制や法律、技術上のハードルをクリアす る必要があることから、自律走行車は2020年ごろまでは実現できないと の見通しを示した。

グーグルは自動運転機能を搭載したトヨタ「プリウス」の試験走行 をカリフォルニア州で数年前から進めている。米国防総省が自律走行研 究の助成を始めてから10年余り経過した。

バイロ上級副社長によると、サニーベールのR&Dセンターは、ス タンフォード大学やカリフォルニア大学バークリー、デービス両校の自 動車研究所や、シリコンバレーの企業と協力する予定で、同センターで 開発した技術を10年以内に実用化する計画。

原題:Nissan Opens Silicon Valley Center for Self-Driving Car Research(抜粋)

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