キーストーンXLパイプライン計画めぐるデモ、3.5万人が参加

米ホワイトハウス周辺で17日、「キ ーストーンXL」パイプライン計画に反対するデモが行われた。環境保 護団体は、この計画がカナダ・アルバータ州のオイルサンド開発を促し 気候変動のリスクを悪化させると主張している。

主催者によると、全国から3万5000人が集まり、身を切るような風 と厳しい寒さの中でデモが行われた。気候変動に関する抗議集会として は米史上最大規模で、地球温暖化に関する行動を求める全国的な動きの 高まりを象徴するものだとしている。オバマ米大統領は、53億ドル (約5000億円)規模のパイプライン計画を承認するかどうかを検討して いる。

このプロジェクトはアルバータ州のオイルサンドを6つの州を経由 してメキシコ湾岸の製油施設につなげるもの。国境をまたぐため米国務 省が計画を審査している。ケリー米国務長官は審査が近く終了すると説 明している。

オバマ政権は昨年1月、ネブラスカ州内の生態学的に敏感な地域へ の影響をめぐる懸念が持ち上がったことを受け、申請されたパイプライ ンのルートを拒否した。現在検討されているルートは9月に申請され た。

原題:Thousands Protest Keystone XL Pipeline in March to White House(抜粋)