【個別銘柄】三菱UFJ高い、スクリンとマブチ急伸、東北電は下げる

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

コア30銘柄:トヨタ自動車(7203)が前週末比1.3%高の4785円、 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が4.9%高の533円、 フ ァナック(6954)が2.1%高の1万5150円など。週末に開かれた20カ 国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、円安をめぐり日本が 名指しで非難される事態は回避された。為替相場は円安基調で推移し、 投資家のリスク許容度が向上。流動性が高い時価総額上位銘柄を中心に 買いが膨らんだ。

東燃ゼネラル石油(5012):5.3%高の832円。SMBC日興証券 が15日付で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株 価を750円から1000円に引き上げた。塩田英俊シニアアナリストはリポ ートで変更理由について、業績予想を上方修正し、バリュエーション基 準年度を13年12月期から14年12月期に変えたことを挙げた。会社側の今 期業績見通しで、親会社の買収効果や経費削減効果などが示されたのは ポジティブとしている。

大日本スクリーン製造(7735):11%高の483円。ゴールドマン・ サックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を480円 から530円に引き上げた。播俊也アナリストは16日付のリポートに、コ スト削減努力と直近の株価調整を考慮したと記述。

マブチモーター(6592):7.4%高の4585円。野村証券が15日付 で、目標株価を3600円から4670円に引き上げた。投資判断は「中立」を 継続。西堀裕二郎アナリストはリポートで、車載モーターは新製品効果 やシェア拡大で今期以降、増益基調と記述する。省人化投資によるコス ト改善、鉄や銅など市況品の下落、円安を背景に収益性は回復基調にあ るとしている。

東北電力(9506):1.5%安の713円。18日、原子力規制委員会の有 識者会合で評価案が提出され、同社東通原発の断層について活断層の可 能性が否定できないとされた。原発再稼働に向けた先行き不透明感が広 がり、北海道電力(9509)、関西電力(9503)なども売りに押された。

丸井グループ(8252):6.5%高の753円。同社が15日にホームペー ジ上で公表した13年1月の営業概況によると、カード事業のショッピン グ取扱高は前年同月比22%増、キャッシングは同7.8%増だった。一 方、小売事業の既存店売上高は同4.1%減。

NTN(6472):4.8%高の264円。きょう午後1時に公表した中期 経営計画によると、経営資源の集中や構造改革により、15年3月期の連 結営業利益は400億円となる見込み。13年3月期見通し(75億円)の5.3 倍に当たる。

大日本住友製薬(4506):2%高の1251円。きょう午後2時公表の 5カ年中期経営計画によると、最終年度にあたる17年度連結営業利益は 今年度予想比約2.9倍の800億円になる見込み。売上高は今年度予想 の3480億円から17年度に4500億円に拡大する計画。グローバル戦略品で ある抗精神病薬「ラツーダ」は、効能追加による製品価値最大化や事業 地域拡大に取り組み、ブロックバスターを目指す。

大和ハウス工業(1925):4.3%高の1665円。系列会社のエリーパ ワー(東京・品川)が3月、スマートハウス(次世代省エネ住宅)向け の大容量リチウムイオン電池を販売する、と18日付の日本経済新聞朝刊 が報じた。新製品を戦略機種として年間1万台の販売を狙うとしてい る。

石油資源開発(1662):2.3%高の3595円。三菱UFJモルガン・ スタンレー証券が15日付で、目標株価を4000円から4200円に引き上げ た。投資判断は「アウトパフォーム」を継続。同証券が目標株価を49万 円から55万円に変更、投資判断「中立」を継続した国際石油開発帝石 (1605)も1.4%高の50万6000円と上昇。

三菱ケミカルホールディングス(4188):1.2%高の410円。傘下の 三菱レイヨンがアジアの有力大学と水処理膜を共同開発する、と16日付 の日本経済新聞朝刊が報じた。同社の水関連の売上高は年300億円程度 だが、世界で最も高い成長を見込める中国などの事業拡大により2015年 度に700億円に引き上げると伝えている。

ダイドードリンコ(2590):4.2%高の3865円。13年1月期の連結 純利益は従来計画を10億円上回り、前の期比87%増の44億円になったも よう、と15日発表した。売上高は想定を下回ったが、販売費の見直しな どコストコントロールが奏功した。

イトーキ(7972):3.1%高の473円。12年12月期の連結営業利益は前 の期比4.1倍の34億4100万円だった、と15日発表した。株式相場持ち直 しや円高修正による景気回復を期待し、13年12月期の連結営業益は前期 比16%増の40億円を見込む。今期年間配当は12円50銭と、前期比2円50 銭増配する計画だ。