ユーロ上昇は幻影、偽りの解決策は絶望的-サクソ銀行CEO

ユーロ相場の最近の上昇は幻影にす ぎず、財政同盟によって支えられていないユーロは破綻に向かう-。プ ライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社TPGキャピタルが 出資するデンマークの投資銀行、サクソ銀行のラルス・クリステンセン 共同最高経営責任者(CEO)が指摘した。

クリステンセン共同CEOは17日、同行のドバイ首長国オフィスで のインタビューで、「全ては絶望的だ。問題の拡大が食い止められてい るとか、あるいは対応策が取られているとか人々は考えているが、実際 には全くそうではない偽りの解決策の一つをわれわれは現在経験してい る」と語った。

クリステンセン氏はユーロに対する投機は行っていないとしながら も、「1ユーロ=1.4ドル近くになった時点で、私ならより大量の売り を出すだろう」と発言した。

さらに「予想される別の副次的な影響によって、ユーロ圏にとどま ることで打撃を受ける国々、とりわけ南欧諸国の一部が離脱に追い込ま れるだろう。それによってフランスが被る困難を人々は著しく過小評価 している。フランスが本格的な危機に陥れば、もう終わりだ。ドイツで さえそのコストを負担できず、恐らく実際に負担することはないだろ う」と警告した。

原題:TPG-Backed Saxo Bank Says Euro Doomed as Currency Woes Resurface(抜粋)