【ECB要人発言録】必要ならマイナス金利は可能-副総裁

2月12日から17日までの欧州中央銀 行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<2月17日> アスムセン理事(独ARDテレビで):キプロスの破綻はユーロにとっ てリスクだ。フランスとドイツは中核国として、財政赤字目標実行で手 本を示す特別な責任がある。

<2月16日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ギリシャ紙リアルニュースとのイ ンタビュー):ユーロ圏は半年前に比べて安定性が増し一段と安全にな ったが、欧州債務危機が収束したと言うのは時期尚早だ。ECBの金融 政策は同中銀の責務の範囲内であり、安定に寄与した。

<2月15日> ドラギ総裁(モスクワでのイベントで):金融市場センチメントの急激 な変化を避けるため、継続して改革を推し進めるべきだ。銀行セクター や、金融市場の状況は昨年夏以降に著しく改善した。

ドラギ総裁(モスクワでの記者会見で):為替相場はECBの政策上の 目標ではないものの、成長とインフレの見通しを決める上で重要な役割 を果たす。

アスムセン理事(ドイツのラジオ局DLFとのインタビューで):通貨 戦争に関する議論は誇張されている。

<2月14日> コンスタンシオ副総裁(ブリュッセルで):必要なら技術的にマイナス 金利は可能だ。われわれがある日決定すれば、実行できる準備が技術的 に整っている。

<2月13日> バイトマン独連銀総裁(インタビューで):(ユーロ相場は)将来のイ ンフレ率を左右する多数の要素の中の一つだ。ただ一つの要素に基づく 金融政策の決定を、われわれはもちろん正当化しない。ユーロ相場はお おむねファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に沿った水準にあ る。

<2月12日> ドラギ総裁(マドリードでの会見で):金融政策に直接関わっていない (一部の人々の)発言は不適切であり、不毛だ。ECBへの指示を意図 した発言であるなら不適切だ。(世界的な通貨戦争を懸念する議論は) 全く行き過ぎだ。為替相場をめぐる混乱を高めるだけであり、率直に言 って無い方がいい。

コンスタンシオ副総裁(ヘルシンキで):為替相場を政策の目標にすべ きではない。通貨戦争を回避しなければならないが、現時点では見れな い。

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