ブラジル株:下落-米鉱工業生産統計で商品相場下げる

15日のブラジル株式市場では指標の ボベスパ指数が下落し、週間べ―スで4週連続の下げとなった。米鉱工 業生産の予想外の減少に伴う商品相場安で、ブラジルの原料生産者の収 益見通しが悪化した。

石油会社OGXペトロレオ・エ・ガス・パルチシパソンエス は6.5%安と、ボベスパ指数の下げに最も響いた。金属相場下落からヴ ァーレとジェルダウも大幅安。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の57903.30。今週の下げ幅は1%に 拡大した。通貨レアルは0.5%安の1ドル=1.9688レアル。商品24銘柄 で構成するS&P・GSCIスポット指数は米鉱工業生産が予想外に減 少したのを受けて0.4%安。

証券会社ソウザ・バロス・コレトラのエコノミスト、クロドイル・ ビエイラ氏は電話インタビューで、「国外の見通しは良くないようだ。 米国の事態は持続的な景気回復を示していない」と指摘。「世界経済が 停滞すれば、ブラジルが景気回復を加速させるのはより難しくなる。短 期的に株価を押し上げる可能性がある良いニュースを予想していない」 と語った。

1月の米鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、 季節調整値)は前月比0.1%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト予想の中央値は0.2%上昇だった。前月は0.4%上昇(速報値0.3% 上昇)に修正された。

原題:Bovespa Declines as Commodities Tumble on U.S. Industrial Output(抜粋)