米鉱工業生産指数:1月は0.1%低下、予想外のマイナス

1月の米鉱工業生産指数は市場予想 に反して低下した。同指数は昨年11、12月と続けて上昇し、2カ月の上 げとしては過去30年で最大となっていたことから、1月はその反動が出 た可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した1月の鉱工業生産指数 (製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は前月比0.1% 低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.2%上 昇だった。前月は0.4%上昇(速報値0.3%上昇)に修正された。

鉱工業生産の約75%を占める製造業の生産指数は0.4%低下した。 同指数も前月、前々月と上昇し、2カ月の上げ(数値修正後ベース)と しては1984年以来で最大となっていた。

UBSセキュリティーズのエコノミスト、サム・コフィン氏は「製 造業は2012年の終わりにかけて力強さが見られ、1月は若干の反動が出 た」と分析。「企業が在庫を補充しなければならないほか、国内外とも に需要があることから、製造業はかなり速いペースで拡大するだろう。 状況はやや上向いてきている」と続けた。

自動車・同部品の生産指数は3.2%低下(前月2.9%上昇)。自動 車・同部品を除いたベースでの製造業の生産指数は0.1%下げた。

公益事業の生産は3.5%上昇と、前月の4.5%低下からプラスに回 復。油田掘削を含む鉱業の生産は1%低下。前月は横ばいだった。

鉱工業設備稼働率は79.1%と、4年ぶり高水準だった昨年12月 の79.3からわずかに低下した。

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原題:Production Unexpectedly Decreases as U.S. Factories Cool (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.