日銀総裁:円安は世界経済のリスク回避姿勢の後退を反映-記者団に

日本銀行の白川方明総裁は15日午 後、為替相場での円安進行の背景について「グローバルなリスク回避姿 勢の後退が大きいと思う」との認識を示した。20カ国・地域(G20)財 務相・中央銀行総裁会議に出席するため訪問中のモスクワで記者団に対 し話した。

総裁は「昨年の7月くらいが振り返ると悪い時期だった」とした上 で、欧州での政府債務危機などに対する取り組みが進ちょくしたこと や、米国でいわゆる「財政の崖」が回避されたことによって「安全通貨 であった円に対する需要が減って、その分、円安に向かったということ だと思う」と述べた。