海外勢買い越しが13週連続、個人は買い転換-2月1週日本株

2月第1週(4-8日)の日本株市 場で、海外投資家は13週連続で買い越していたことが東京証券取引所の 公表データで分かった。また、個人は4週ぶりに買い越しに転じ、買い 越し規模は9カ月ぶりの大きさとなった。

東証が14日に発表した同週の投資部門別売買動向(東証、大証、名 証の1・2部等合計)によると、海外投資家は差し引き1507億円買い越 した。買い越しは13週連続で、2010年11月-11年5月にかけての29週連 続以来の連続買い越し記録になる。

2月1週の日経平均株価は、週間で0.3%安の1万1153円16銭で終 了。前週まで12週続いていた週ベースの連続上昇記録が途絶えた。日本 銀行の白川方明総裁の任期満了前の辞職表明を受けて金融緩和の前倒し 期待が広がり、6日には10年4月のリーマン・ショック後の戻り高値を 更新。ただ、足元の企業業績を受けた売りなどから、週後半にかけて失 速した。

SBI証券投資調査部の鈴木英之部長は、日銀の追加金融緩和政策 は続く予定で、その間は「外国人投資家の買いは続く」とみている。た だ、足元は日本株の理想買いから実需買いの転換期にきており、「一時 的に買いの勢いが弱まる可能性はある」と話していた。

また、個人投資家も1295億円の買い越しと4週ぶりに買い越した。 買越額は昨年5月2週(1623億円)以来の大きさ。一方、国内の機関投 資家は売り越し基調が続き、年金資金の動向などを示す信託銀行(1088 億円)は16週連続、生・損保(228億円)は22週連続、投資信託(29億 円)は8週連続でそれぞれ売り越した。