リオ:モンゴルの銅山、意見の相違解決すれば商業生産開始へ

世界2位の鉱山会社、英・オースト ラリア系リオ・ティントは、モンゴルで進めている66億ドル(約6130億 円)規模のオユ・トルゴイ銅山について、モンゴル政府との意見の相違 が解決されるまで商業生産が開始されないとの見通しを示した。

リオは14日発表した文書で「多くの重要な問題が最近、モンゴル政 府によって提起されている」と説明。「これらの問題が解決すればオ ユ・トルゴイの商業生産は6月末までに開始される予定だ」としてい る。

モンゴル政府はリオに対し、同鉱山の利益配分の拡大を要請。リオ は過去1年半の間に2度にわたってこの要請を拒否した。モンゴルのエ ルベグドルジ大統領は今月、この銅・金採掘事業について同国による支 配を強めるべきだと表明。鉱山のフル生産が始まれば、モンゴル経済に 最も貢献する事業になるとの見通しを示した。

リオのサム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は14日、ウェブ 放送でのプレゼンテーションで「投資合意の一部に関しモンゴル国内で 最近、政治的シグナルが発せられていることを憂慮している」と指摘。 「それは、これまで構築してきた協力関係や、これほどの規模のプロジ ェクトにとって、よりどころとなる安定性を損なうものだ」と述べた。

原題:Rio Says Mongolian Project’s Start Depends on End to Dispute (3)(抜粋)