豪ANZ銀:10-12月の純益は前年同期比20%減-利ざや圧迫

時価総額で豪州3位の銀行、オース トラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の2012年10-12月(第1四 半期)決算は純益が20%減少した。ニュージーランドと海外事業での利 ざや縮小が響いた。

15日の発表資料によると、税引き後利益(監査前)は13億6000万豪 ドル(約1310億円)となった。前年同期は17億豪ドルだった。一部項目 を除いた利益(監査前)は15億3000万豪ドルと、前年の14億4000万豪ド ルを上回った。

オーストラリアの4大銀行のうちアジア事業に最も力を入れている ANZは、国内の住宅ローン貸し出しの伸びが1977年以降で最低のペー スとなる中で、海外市場の成長に期待を寄せている。マイケル・スミス 最高経営責任者(CEO)は、競争激化で預金の獲得コストが上昇して 資金調達の重しとなっていることから、経費節減に取り組んでいる。

アバブ・ジ・インデックス・アセット・マネジメントのサイモン・ バージ最高投資責任者(CIO)は、「特に海外事業で利ざやへの圧力 が強まっているほか、全般的に妥当な決算だった中で法人向け事業は泣 き所となっている」と指摘。「ANZは今後、利ざやの維持に努めてい くだろう」と述べた。

原題:ANZ Bank First Quarter Profit Drops 20% on Margin Pressure (1)(抜粋)