米コンステレーション・ブランズの株価、27年ぶり大幅高

14日の米株式市場で、ワイン大手の 米コンステレーション・ブランズの株価が27年ぶりの大幅高となった。 ビール醸造で世界最大手のアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブが メキシコの同業グルポ・モデロの完全買収を実現するため、モデロが醸 造する「コロナ」の米国における販売権をコンステレーションが完全に 取得したことが好感された。

ニューヨーク市場で、コンステレーション株の終値は前日比37%高 の43.75ドルと、1986年7月以来の大幅高。S&P500種株価指数の構成 銘柄で上昇率トップだった。

ABインベブの14日の発表資料によれば、コンステレーションはモ デロが所有するメキシコ国内のビール工場に加え、「コロナ」などモデ ロ製品の米国における無期限販売権を総額29億ドル(約2700億円)で取 得する。米当局は米ビール市場におけるABインベブの影響力がモデロ 買収によって強くなり過ぎると指摘しており、ABインベブはこうした 懸念を緩和するためコンステレーションへの売却に合意した。

DAダビッドソンのアナリスト、ティム・ラミー氏は14日付リポー トで、売却価格は「驚くほどの」金額で、「予想を上回る好条件」だと 述べた。

ABインベブの米ビール市場でのシェアは約50%。「コロナ」は米 国で最大の輸入ビールブランド。

原題:Constellation Brands Gains Most in 27 Years on Corona Deal (3)(抜粋)

--取材協力:Niamh Ring.