ソロス氏とベーコン氏、10-12月に金保有減らす-相場下落で

資産家で投資家のジョージ・ソロス とルイス・ムーア・ベーコン氏は、金に裏付けされた上場取引型金融商 品(ETP)の持ち分を2012年10-12月(第4四半期)に減らした。金 相場は10-12月に過去約8年で最大の下落率を示した。ジョン・ポール ソン氏は持ち分を維持している。

米証券取引委員会(SEC)への14日の届け出によると、ソロス・ ファンド・マネジメントは金ETPとしては最大の「SPDRゴール ド・トラスト」を昨年12月31日時点で60万口保有。持ち分は3カ月前と 比較して55%減少した。ベーコン氏率いるムーア・キャピタル・マネジ メントは10-12月にSPDRの持ち分を全て売却するとともに、「スプ ロット・フィジカル・ゴールド・トラスト」の持ち分も減らした。ジョ ン・ポールソン氏率いるポールソンのSPDRの持ち分は変わらず の2180万口。

経済成長改善の兆しが示され資産の逃避先としての金の魅力が低下 したことから、金相場は10-12月に5.5%下げ、四半期ベースでは04年 4-6月(第2四半期)以降で最大の下落率となった。世界のETPを 通じた金保有は過去最高に達した昨年12月20日以降、0.9%減少。スイ スのUBSは14日、景気への楽観的な見方を背景に金など「ディフェン シブな資産の魅力が低下している」として、金相場の1カ月見通し を6.8%引き下げた。

原題:Billionaires Soros, Bacon Reduce Gold Holdings as Prices Slump(抜粋)