カナダは家計債務の抑制で追加措置必要な公算-IMF報告書

カナダは同国を経済的衝撃に対して 脆弱(ぜいじゃく)にしている家計債務の増加を抑えるため、さらなる 政策措置が必要な可能性があると、国際通貨基金(IMF)が指摘し た。

フレアティ財務相と銀行規制当局が住宅ローンに関する規則を厳格 化したにもかかわらず、カナダの家計債務の可処分所得に対する比率は 直近の四半期に過去最高を記録した。IMFは14日公表したカナダ経済 に関する年次審査報告書で、住宅セクターが「脆弱さの大きな源」であ り、債務水準が上昇し続けた場合は「追加措置が必要となるもようだ」 とした。

報告書は、カナダの経済成長は今年後半に上向く見通しであるもの の、米景気鈍化や欧州債務問題の悪化、新興国の需要低迷による商品価 格下落などの可能性を背景に下向きリスクは依然として高いと指摘し た。

原題:Canada May Need More Measures to Curb Household Debt, IMF Says(抜粋)