NY原油:反発、イランの査察交渉決裂で-米統計も支援

ニューヨーク原油先物相場は反発。 国際原子力機関(IAEA)とイランが同国の核関連施設の査察で合意 できなかったことが手掛かり。米新規失業保険申請件数が市場予想を下 回ったことも買い材料になった。

IAEAの当局者は核関連施設への立ち入りで合意できなかったほ か、次回会合の日程も決められなかったと明らかにし、同国原油の禁輸 措置が続く可能性を示唆した。米労働省の発表で先週の新規失業保険申 請件数(季節調整済み)が前週比2万7000件減少したことが示される と、原油は上げ足を速めた。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「イランのニュースで相場はやや支 えられた」と指摘。「失業保険統計はかなり良好で、経済指標も支えに なっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比30セント(0.31%)高の1バレル=97.31ドルで終了。年初からは 6%値上りしている。

原題:WTI Oil Gains as UN Nuclear Officials Fail to Reach Iran Deal(抜粋)

--取材協力:Jonathan Tirone、Shobhana Chandra、Jeanna Smialek.