NY金:続落、1カ月ぶり安値-欧州景気の悪化で

ニューヨーク貴金属市場では金先物 相場が続落し、約1カ月ぶりの安値となった。ユーロ圏のリセッション (景気後退)がエコノミスト予想以上に悪化したことを背景にプラチナ も反落した。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した10-12 月の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.6%減少と、リーマン・ ブラザーズ・ホールディングス破綻後の09年1-3月(第1四半期)以 来の最悪となった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.6%安の1オンス=1635.50ドルで終了。一時は1632.80 ドルと、中心限月としては先月4日以来の安値をつけた。

金価格は200日移動平均を下回って推移している。シティグループ の商品先物スペシャリスト、スターリング・スミス氏(シカゴ在勤)は 電話インタビューで、オンス当り1600ドルに下落する可能性があるとの 見方を示した。同氏は「トレンドは非常に弱く、1600ドルの水準を割り 込む可能性がある。基調の反転は考えにくい」と述べた。

プラチナ先物4月限は前日比1.1%安の1710.90ドル。

原題:Platinum Futures Drop as Europe Recession Deepens; Gold Retreats(抜粋)

--取材協力:Shobhana Chandra、Marcus Bensasson.

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