欧州株:総じて安い、日欧のマイナス成長を懸念-ネスレに売り

14日の欧州株式相場は総じて安い。 先週の米新規失業保険申請件数は減少したものの、日本とユーロ圏が昨 年10-12月(第4四半期)にマイナス成長となった事実が響いた。

スイスの食品メーカー、ネスレは昨年4月以降で最大の値下が り。2012年売上高が3年ぶりの低い伸びにとどまった。一方、フランス 自動車メーカーのルノーと、配電施設を手掛けるスイスのABBは大幅 高。両社の利益は予想を上回った。英上場ヘッジファンド運用会社のマ ン・グループは8日続伸し、過去12年で最長の上げとなった。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の287.79で終了。一時 は0.6%下げた。騰落比率は約1対2。年初来では依然2.9%上げてい る。この日発表された統計で、ドイツとフランス、イタリアは昨年10 -12月にマイナス成長となり、減少幅がいずれも予想を超えた。

フランクフルト・パフォーマンス・マネジメント(FPM)のトレ ーディング責任者、ギレルモ・ヘルナンデス氏はリポートで、「予想よ り弱かったドイツの経済データが株式への重しとなっている」とし、 「ドイツは欧州の原動力のはずだ。まだ壊滅的な状況ではないが、投資 家は一段と慎重になる」と指摘した。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表したユーロ圏 の10-12月域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.6%減。ブルーム バーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.4%減だった。

この日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が下落した。

原題:Most European Stocks Drop on Economy Concern; Nestle Shares Fall(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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