アジア・太平洋株式サマリー:ハンセン指数、1カ月ぶり大幅高

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。ハンセン指数がほぼ1カ月ぶりの大幅高とな った。先週下げた中国の不動産株が反発したほか、香港の小売株とマカ オのカジノ株も値上がり。3日間の連休中の観光客増加が寄与した。

中国政府系の不動産開発会社チャイナ・リソーシズランド(華潤置 地、1109 HK)は3.3%上昇。先週は一段の不動産規制が導入されるとの 懸念から、7.6%下落していた。不動産事業を手掛けるワーフ・ホール ディングス(4 HK)や中国建設省傘下の不動産開発会社、中国海外発展 (688 HK)も高い。

宝飾品販売の周生生集団国際(116 HK)は3.6%高。春節(旧正 月)の連休中の観光客が前年同期比33%増えたとの報道が好感された。 カジノ運営会社ウィン・リゾーツの傘下で香港上場のウィン・マカオ (1128 HK)は2.2%上昇。マカオを訪れた中国人も増加した。

ハンセン指数は前営業日(8日)比198.09ポイント(0.9%)高 の23413.25で終了。1月18日以来の大幅な上昇となった。構成銘柄中、 値上がりと値下がりの比率は約3対2。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前営業日比1.5%高の11821.44。中国の金融市場は今週いっぱい休 場となる。

ベアリング・アセット・マネジメントのアジア担当マルチアセット 戦略責任者キエム・ドゥ氏(香港在勤)は「ハンセン指数とH株指数は 実際、ここ数日間の世界の市場の動きに追いつこうとしている」と述べ た。

【中国株式市況】

中国株式市場は春節(旧正月)の連休のため休場。取引は18日に再 開される。

【インド株式市況】

インド株式相場は2週間ぶりの大幅安となった。1月のインフレ率 が3年ぶりの水準に低下したものの、大手企業の利益の伸びが予想を下 回ったことが手掛かりとなった。

ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種指数は前日 比110.90ポイント(0.6%)安の19497.18で終了。この日の売買高は30 日平均を20%上回った。

MSCIインド指数の構成銘柄から外された乗用車メーカーのマル チ・スズキ・インディアは1カ月ぶりの大幅安。インドステイト銀行と ドクター・レディース・ラボラトリーズも下げた。両社とも昨年10-12 月(第3四半期)利益が予想を下回った。

政府発表によると、1月の卸売物価指数(WPI)は前年同月 比6.62%上昇。昨年12月の伸び率は7.18%だった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比33.22ポイント(0.7%)高の5036.88。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比3.54ポイント(0.2%)高の1979.61。

【台湾株式市況】

台湾株式市場は春節(旧正月)の連休のため休場。取引は18日に再 開される。