G20、為替操作を「より具体的に」非難を-議長国ロシア財務相

20カ国・地域(G20)はモスクワで 開く財務相・中央銀行総裁会議で、為替操作に対してより厳しい姿勢を 示すべきだと、G20の議長国を務めるロシアのシルアノフ財務相が発言 した。

共同声明ではより「具体的な」文言で為替相場への干渉に反対を表 明することをロシアは望んでいると、同財務相が14日のブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで述べた。

同財務相は「G20構成国は常に、為替政策は市場に基づくべきだと の姿勢を貫いてきた」とした上で、「この点について、より具体的な姿 勢を取るべきだと思う」と語った。

昨年11月のG20では切り下げ競争を避け、市場に基づいた為替レー トへ迅速に移行することを呼び掛けていた。今回の会合で議論される問 題の一つは、外債購入が為替相場に及ぼす影響だとシルアノフ財務相は 述べた。

為替相場の急激な動きは本来あってはならないものだとして、「こ の問題についてより正確に明言するとともに、恐らくは一般論から踏み 込んで、具体的な措置に言及するべきだろう」と述べた。

シルアノフ財務相はさらに、G20は日本に対して為替相場に関する 政策を明確にすることも求めるだろうと述べた。「もちろん、この問題 を徹底的に協議する必要がある。日本の当局者らに耳を傾け、説明を聞 き、彼らの決定と為替政策についての方針を知る必要がある」と語っ た。

シティ・グループの10カ国(G10)通貨ストラテジー責任者のステ ィーブン・イングラダー氏は13日の調査リポートで、日本がG7の通貨 に対して円が売られることを望むならば、「その実現性は高い」と書い ていた。

原題:Russia Urges Stronger G-20 Stance on Currency Manipulation (2)(抜粋)

--取材協力:Simon Kennedy、John Tucker.

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