ドイツ:10~12月成長率は予想以上のマイナス-輸出が不振

ドイツ経済は2012年10-12月(第4 四半期)に予想以上に縮小した。輸出が不振だった。

独連邦統計庁が14日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)速 報値は前期比0.6%減。7-9月(第3四半期)は0.2%増だった。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト47人の予想中央値 は0.5%減だった。同日に発表されたフランスのGDPも前期比0.3%減 と、エコノミスト予想を超えるマイナスとなった。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は昨年12月に今年の成長率予想をプラ ス0.4%に下方修正した。ソブリン債危機の影響を指摘した。ただ、ド イツ経済には既に、第4四半期の落ち込みから回復しつつある兆候があ る。1月の景況感は予想以上に改善し、失業も予想に反して減少した。

コメルツ銀行のエコノミスト、ウルリケ・ロンドルフ氏はGDP発 表前に、「第4四半期の低迷は主に債務危機をめぐる強い不透明感が原 因だ」と指摘。「この不透明感は企業幹部の間で予想以上の速さで消え つつある。第1四半期はプラスの驚きがあるかもしれない」と述べてい た。

統計庁によると、第4四半期のマイナス成長は輸出と設備投資、建 設の不振が原因だった。家計と公的部門の支出は若干の増加。統計庁 は22日にGDPの詳細な内訳を発表する。

第4四半期GDPは前年同期比(日数調整済み)では0.4%増だっ た。

原題:German Economy Contracted More Than Forecast in Fourth Quarter(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.