米干ばつで牛の飼育数が減少-牛肉供給逼迫、価格上昇の兆し

家族で3世代にわたって畜産会社カ イユース・ライブストックを保有するビル・ドナルド氏は、昨年初夏に 育てた子牛を売却し購入頭数も減らした。牧草地が乾燥してしまったた めだ。現在の飼育数は通常の約85%にとどまっている。

全米肉牛生産者・牛肉協会の元会長、ドナルド氏(60)はモンタナ 州メルビル近郊にある牧場からの電話インタビューで「かなり広範囲に わたる牧草地帯で多くの水分が必要とされている」と指摘。「天候パタ ーンは大幅に変化するだろう」と話す。

米国は1930年代以降で最悪の干ばつに見舞われ、既に52年以来の低 水準となっている牛の飼育数が減少。牛肉供給の逼迫(ひっぱく)と外 食産業のコスト増の兆しが示唆されている。ブリトーチェーン店を展開 するチポトレ・メキシカン・グリルは値上げの可能性を示唆し、政府の データによると、骨なしサーロインステーキの昨年12月の平均価格は1 ポンド当たり6.781ドルと、前年比で10%上昇した。

原題:Cattle Disappearing Amid Drought Signals Beef Rally: Commodities(抜粋)

--取材協力:Shruti Date Singh、Brian K. Sullivan.

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