ヤマハ発:今期純利益3.7倍の予想-前期は大幅減益、株価急落

ヤマハ発動機は14日、今期(2013 年12月期)業績の大幅な増収増益予想を発表した。新興国で二輪車販売 が拡大するほか、円安などが寄与する。

決算資料によると、今期の純利益は前期比3.7倍の280億円、売上高 が同16%増の1兆4000億円の予想。柳弘之社長は決算会見で、新興国の 二輪車販売が11年以来の650万台を回復する見通しを明らかにした。欧 州市場については今年で底を打つだろうとの見方を示した。今期の為替 前提は1ドル=87円、1ユーロ=115円。

今期の二輪車販売は同14%増の694.9万台を計画、うち、主力市場 のインドネシアで275万台(前期242万台)。また、ベトナムでは国内向 け97万台と輸出向けの計115万台(同97万台)を生産するほか、インド では国内向け50万台と輸出向けの計71万台(50万台)を生産する。

一方、前期(12年12月期)決算は減収、大幅減益だった。純利益は 同72%減の75億円と、会社予想を95億円下回った。新興国の二輪車需要 低迷や在庫調整、円高などが響いた。決算発表を受けてヤマハ発の株価 は一時、前日比7.2%安の1079円まで下落した。

--取材協力:堤紀子. Editors: 浅井秀樹, 駅義則