EUは銀行破綻時の民間負担拡大を-IMFスタッフ報告書

国際通貨基金(IMF)は13日に公 表したスタッフ報告書で欧州連合(EU)に対し、域内で銀行が破綻し た場合、民間の損失負担を拡大し無担保優先債の保有者にも範囲を広げ るべきだと提言した。また、システム全体に影響が及び得るいわゆるシ ステミックリスクに対する米国のアプローチを参考にするよう呼び掛け た。

報告書は、一般に株主とその他の債権者がまず損失を負担し、公 的救済が行われるのはその後だと指摘。その中には無担保優先債保有者 も含まれ得るとした。さらに、銀行の監督と破綻処理の一元的なシステ ム構築を進めるEUに対し、「事前に明確な損失負担メカニズム」を提 示するよう求めた。

ただ、取り付け騒ぎや資産の投げ売り、危機波及の恐れに政策当局 者が直面している場合は引き続き、銀行救済が緊急時の選択肢の一つに なる可能性があると説明。米国では既にそのような緊急対応の手順が整 っていると指摘した。

原題:IMF Urges EU to Tackle Banking Burden Sharing, Systemic Risk (1)(抜粋)

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