買取王国株の初値2.2倍に、ジャスダック上場-ブランド中古品

衣料品や高級ブランドの中古品を販 売する買取王国が14日、大阪証券取引所ジャスダック市場に新規株式公 開(IPO)した。朝方から買い気配値を切り上げた後、午後2時すぎ に形成された初値は公開価格の900円に対し2.2倍の2000円だった。その 後2500円まで買い進まれた。

同社は1999年10月に設立され、名古屋市港区に本社を置く。衣料品 や雑貨、高級ブランド品のリユース小売事業を展開し、趣味性やコレク ション性の高い商品の品ぞろえが強み。東海3県と大阪府を中心に展開 している。主幹事は野村証券。

2013年2月期の単体業績見通しは、売上高で前期比2%増の53 億5800万円、営業利益で14%増の4億5700万円を計画。1株当たり純利 益は154円54銭を見込む。公開価格から算出した予想PERは5.8倍。

SBI証券投資情報部の後藤多賀男課長は、足元の相場上昇で日本 株が全般的に割安感が乏しくなっている一方、資金に余裕のある個人投 資家は多く、「新しい銘柄に資金が向かいやすい環境にある」と指摘。 また、「PERで見た割安感や業績の安定感も評価されている」との見 方を示した。

同社は上場に際し、公募で21万5000株の新株を発行、オーバーアロ ットメントを含む売り出し21万6000株を実施した。調達資金は、短期借 入金の返済に全額充てる予定。

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