ハインツの社債保証コストが急上昇-買収に伴う債務増を懸念

14日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、ケチャップメーカーの米ハインツの社債保証 コストが過去最高水準に上昇。資産家ウォーレン・バフェット氏率いる 米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイと投資会社3Gキャピタル がハインツを約230億ドル(約2兆1400億円)で買収することで合意し たことが材料視された。

ブルームバーグが集計したデータによると、ハインツの5年物 CDSスプレッドはニューヨーク時間午後4時31分(日本時間15日午前 6時31分)現在、130ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の173.4bp。買収発表前に比べて約4倍の水準となっている。

LPLファイナンシャルの市場ストラテジスト、アンソニー・バレ リ氏(サンディエゴ在勤)は電話インタビューで、「今回の買収は約50 億ドル相当の社債の新規発行を伴うものとみられ、これによりハインツ の債務負担はほぼ倍に膨らむことになる」と分析。「CDSの動きは買 収後のハインツの厳密な借り入れ規模をめぐる不透明感を反映してい る」と語った。

ブルームバーグのデータによると、北米企業の信用リスクの指標で あるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨー ク時間午後4時53分現在、0.03bp上昇の85.9bp。

原題:Heinz Default Swaps Rise to Record on Berkshire, 3G Capital Deal(抜粋)