米企業の社債保証コスト、低下-米欧の経済指標を好感

13日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが2日連続で低 下。米小売売上高が増加したことに加え、ユーロ圏の鉱工業生産の伸び が予想を上回ったことがプラス材料となった。

ブルームバーグ・ニュースが集計したデータによると、北米企業の 信用リスクの指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレ ッドは、ニューヨーク時間午後5時29分(日本時間14日午前7時29分) 現在、1.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の86bp と、85.8bpを付けた先月28日以来の低水準となった。

1月の米小売売上高は前月比0.1%増加。ユーロ圏の昨年12月の鉱 工業生産指数は前月比0.7%上昇と、伸び率はブルームバーグ・ニュー スが集計したエコノミスト41人の予想中央値(0.2%上昇)を上回っ た。企業の債務返済能力が妨げられるとの投資家の不安は、景気改善の 兆しで和らぐ可能性がある。

バンダービルト・アベニュー・アセット・マネジメントのシニアポ ートフォリオマネジャー、マイケル・クラフト氏(ニューヨーク在勤) は電話インタビューで、「米小売売上高はほぼ予想に沿った内容で、ユ ーロ圏の鉱工業生産は予想よりも良かった」と述べた上で、「欧州市場 が堅調で、これが米国の債券・株式市場に波及した」と語った。

原題:Corporate Credit Swaps in U.S. Decline; Calpine Risk Increases(抜粋)