米メットライフ:10-12月期は87%減益-債券利回り低下が響く

米生保最大手メットライフの昨年10 -12月(第4四半期)決算は87%の減益となった。金利低下や年金商品 に関連するコストが響いた。

13日の発表資料によると、純利益は1億2700万ドル(約120億 円)。前年同期は9億9000万ドルだった。一部投資損益を除く営業利益 は1株当たり1.25ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト19人の 予想平均(1.18ドル)を上回った。

メットライフは将来の支払い義務に備えて、顧客から集めた保険料 を5000億ドル超のポートフォリオに投資している。過去最低付近にある 債券の低利回りが保有資産のリターンを圧迫しており、確定給付型の年 金商品の業績に対する下押し圧力にもなっている

ムーディーズ・インベスターズ・サービスの保険アナリスト、ネイ ル・ストラウス氏は決算発表前のインタビューで、「長引く低金利は投 資収益の減少と利益の圧迫要因となるため、保険会社にとってはマイナ スだ」とした上で、「それらのヘッジもしているが、それでも影響は出 ている」と述べた。

メットライフの株価はこの1年間に約0.5%下落している。一方、 S&P500種保険指数はこの間18%上昇。バンク・オブ・アメリカ (BOA)メリルリンチの指数によると、投資適格級の社債利回り平均 は昨年末時点で約2.78%と、2011年末の3.9%から低下している。

原題:MetLife Profit Falls 87% to $127 Million Amid Low Bond Yields(抜粋)

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