米マクドナルド株が下落、大統領の最低賃金引き上げ提案で

売上高で世界最大の飲食店チェーン である米マクドナルドの株価が13日、ダウ工業株30種平均構成銘柄で最 大の下げを演じた。オバマ米大統領が最低賃金の引き上げ案を発表した ことが嫌気された。

13日終値は前日比1.2%安の94ドル。同社の株価は昨年、12%下落 し、S&P500種飲食店株指数(2.6%安)より大幅な下げとなってい た。

テルシー・アドバイザリー・グループのアナリスト、ピーター・サ リー氏はインタビューで、オバマ大統領の最低賃金引き上げ提案がマク ドナルド株の13日の下落につながったと指摘。先週末に米北東部を襲っ た猛吹雪が売り上げに打撃を与えた可能性があるほか、米レストランチ ェーンのバッファロー・ワイルド・ウィングズが前日、今年の既存店売 上高について厳しい見通しを示したこともマクドナルド株に影響してい るかもしれないと語った。

オバマ大統領は12日の一般教書演説で最低賃金を9ドル(約840 円)と、2009年から7.25ドルとなっている現行水準から引き上げるとと もに、生計費に連動させることを提案した。

マクドナルドと同社フランチャイズ加盟店は飲食店従業員の賃金を 開示していない。ウェンディーズなど他の飲食店チェーンと共に最低賃 金引き上げに反対するロビー活動に資金を拠出している。