ブラジル株:ボベスパは下落-インフレ見通し上方修正を嫌気

13日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。ブラジルの成長が楽観視される一方、エコノミ ストが2013年のインフレ見通しを6週連続で引き上げたことが嫌気され た。

鉄鉱石生産最大手のヴァーレは0.9%下落し、ボベスパ指数の下げ に最も響いた。資産家エイキ・バチスタ氏傘下の港湾事業会社LLXロ ジスチカは5.4%値下がりし、昨年11月以来の安値。港湾スペースのリ ース契約解除に反応した。一方、レンタカー会社のロカリザ・レンタカ ーは2.3%上昇し、内需関連株をけん引した。

ボベスパ指数は前週末比0.2%安の58405.74で終了。一時は0.4%高 となる場面もあった。指数構成銘柄のうち下落が33銘柄、上昇は32銘 柄。

証券会社オマール・カマルゴのアナリスト、フェリペ・ロシャ氏は 電話取材に対し、「今年のインフレは投資家にとって大きな懸念材料 だ」と指摘。ただ、「国際的な環境について楽観的な見方が増してお り、14年のブラジルの見通しも改善されている」と述べた。

ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施し、13日に 結果を公表した調査によれば、今年の消費者物価上昇率の予想中央値 は5.71%と、前週調査の5.68%を上回った。来年の国内総生産 (GDP)の予想は3.8%増と、前週の3.7%増から上方修正された。

11、12両日のブラジル市場はカーニバルで休場だった。

原題:Bovespa Drops as Economists Raise Brazilian Inflation Forecast(抜粋)