2月13日の米国マーケットサマリー:ユーロ軟調、米国債は3日続落

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3446   1.3454
ドル/円             93.47    93.48
ユーロ/円          125.69   125.77


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       13,982.91     -35.79     -.3%
S&P500種           1,520.32      +.89      +.1%
ナスダック総合指数    3,196.88     +10.38     +.3%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .27%        +.01
米国債10年物     2.02%       +.04
米国債30年物     3.22%       +.03


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,645.10    -4.50     -.27%
原油先物         (ドル/バレル)   97.16      -.35     -.36%

◎NY外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場ではユーロが大部分の主要通貨に対して 軟調となった。ポルトガルの昨年第4四半期(10-12月)の失業率がユ ーロ導入以来で最悪になったことを嫌気して売りが優勢になった。14日 発表のユーロ圏の第4四半期域内総生産(GDP)は縮小ペースの加速 が予想されている。

円は対ドルと対ユーロでもみ合い。イングランド銀行(英中央銀 行)のキング総裁は、為替相場は金融緩和措置に基づいた変動が容認さ れるべきだと発言。日本が円安誘導していると20カ国・地域(G20)が 非難するとの懸念を弱めた。ポンドは軟調。イングランド銀行が景気回 復へのリスクは下振れ方向にあると指摘した。スウェーデン・クローナ は上昇した。同国中銀が政策金利を据え置いたことがきっかけ。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズの市場アナリ スト、ジョー・マニンボ氏(ワシントン在勤)は電話インタビューで、 「翌日にユーロ圏のGDP統計発表を控え、ポルトガル首相は失業率の 急上昇を憂慮したようだ。経済的な緊張が表面化し始めている」と述べ た。

ニューヨーク時間午後1時56分現在、ユーロは対ドルで前日比ほぼ 変わらずの1ユーロ=1.3454ドル。一時は0.7%上げる場面もあった。 対円では1ユーロ=125円80銭。円は対ドルで1ドル=93円52銭。

◎米国株式市場

米株式相場は買いが優勢な展開。市場では経済指標やオバマ大統領 の一般教書演説の内容を見極める動きとなった。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は0.1%未満上昇の1520.33。ダウ工業株30種平均は35.79ドル (0.3%)安の13982.91ドル。

レッグ・メイソンのファンドマネジャー、ウェイン・リン氏は「典 型的な不安と欲の闘いだ」と指摘。「株式相場がファンダメンタルズに 応じた水準を超えて上昇しているとの不安がある。市場では経済指標が ファンダメンタルに基づいた循環的な回復を裏付けているか見極めよう と、様子見姿勢が続いている」と説明した。

S&P500種は年初以降6.6%上昇。09年3月に付けた底値からは2 倍以上となっている。07年10月に付けた過去最高値は3%下回る。

◎米国債市場

米国債は3日続落。10年債入札(240億ドル)では、最高落札利回 りが市場予想を上回った。

入札結果によると、最高落札利回りは2.046%。ブルームバーグが まとめた入札直前の市場予想は2.039%だった。投資家の需要を測る指 標の応札倍率は2.68倍と、過去10回の平均値(2.96倍)を下回った。朝 方発表された1月の米小売売上高と輸入物価はいずれも前月比で伸び た。

トラディション・アシール・セキュリティーズのブローカー、ポー ル・ホルマン氏(ニューヨーク在勤)は「この日の入札ではより高い利 回りが求められた」と述べ、「市場関係者は様子見しているが、景気を 考えると依然として利回りは上振れしやすい」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後3時17分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上げて2.03%。同年債(表面利率1.625%、2022年11月償 還)価格は13/32下落して96 15/32。

◎NY金先物市場

ニューヨーク貴金属市場では金先物相場が反落。プラチナはジンバ ブエ政府が同国最大のプラチナ鉱山会社から土地を接収したことを受け た供給懸念で続伸、金に対する価格上乗せ分は1年5カ月ぶりの水準に 拡大した。

金に裏付けされた上場取引型金融商品(ETP)の保有量は2カ月 連続で減少する見通し。ブルームバーグがまとめたデータによると、 ETPの金保有量は今月に入って2.74トン減少の2609.53トン。前月 は0.7%のマイナスだった。昨年12月20日には過去最高の2632.5トンと なっていた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.3%安の1オンス=1645.10ドルで終了。年初から は1.8%値下がりしている。プラチナ先物4月限は0.7%高の1729.70ド ル。年初からは12%上昇。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は反落。米国の原油生産が20年ぶりの高 水準に増えたことを嫌気した。

米エネルギー省の統計によると、先週の原油生産は日量706万バレ ルと、1992年12月以来の高水準に増加した。原油在庫は56万バレル増の 3億7220万バレル。同統計発表前の朝方は堅調に推移し、米小売売上高 の増加を背景に日中の高値をつけた。

マニュライフ・アセット・マネジメント(ボストン)のシニアマネ ジングディレクター、チップ・ホッジ氏は「供給は十分にある一方で、 需要もまずまずだ」と指摘。「経済成長見通しが再び焦点になるだろ う」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比50セント(0.51%)安の1バレル=97.01ドルで終了。過去1年間で は3.9%値下がりしている。

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