今日の国内市況(2月13日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株は反落、G7温度差で為替変調を警戒-輸出や素材、海運安い

東京株式相場は反落。主要7カ国(G7)間での円相場の現状認識 に温度差があり、今後の円安トレンドの変調を懸念する売りで電機や輸 送用機器、ゴム製品など輸出関連株、鉄鋼や非鉄金属といった素材関連 株が下げた。海運株も安い。

TOPIXの終値は前日比11.48ポイント(1.2%)安の957.02、日 経平均株価は117円71銭(1%)安の1万1251円41銭。

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの中尾剛也シニア・イ ンベストメントマネジャーは、「昨年11月中旬から約2カ月間にわたっ てほぼ一本調子で上げてきたので、いつ調整局面を迎えてもおかしくな い」と指摘した。週末にかけ注目イベントを控える中、先行き不透明感 から「為替も方向感を失いつつある。上昇ドライバーとなってきた円安 が止まり、格好の利食いタイミングに入った」と言う。

●債券上昇、超長期債への買いが相場押し上げ-円安修正受けた株安も

債券相場は上昇。投資家による超長期債への買いが相場を押し上げ たほか、外国為替市場での円安修正の動きを嫌気して国内株価が下げた ことも買い材料となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は、前日比5銭安の144円25銭で 始まり、直後に144円23銭まで下落した。その後は水準を切り上げ、午 後に入ると一時は144円40銭と、日中取引で1月31日以来の高値を付け た。結局は8銭高の144円38銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の327回債利回 りは横ばいの0.75%で開始。その後は徐々に水準を切り下げ、午後に入 ると1ベーシスポイント(bp)低い0.74%と、1月31日以来の低水準を付 けた。5年物の107回債利回りは横ばいの0.135%。

●円が上昇、G20控え円安けん制に警戒感-対ドルは93円ちょうど挟み

東京外国為替市場では、円が上昇。モスクワで今週末開かれる20カ 国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えて、各国当局者によ る過度な円安の進行をけん制する発言が警戒されやすく、円買い圧力が かかった。

ドル・円相場は朝方に1ドル=93円51銭を付けた後、円がじり高に 展開。午後に入って、一時92円83銭と、2営業日ぶりの円高値を付け た。午後3時22分現在は93円15銭付近で取引されている。前日の海外市 場では、主要7カ国(G7)声明の解釈をめぐり、円が上下に振れる展 開となった。

マスミューチュアル生命保険運用戦略部の吉田洋史シニアポートフ ォリオマネージャーは、根っこではドル・円相場が下がったらドルを買 いたいと言うムードは変わっていないと指摘。しかし、週末にG20を控 えて、要人発言を受けた相場の上下動が激しく、「リスクが大きい」と いうことで、ドル買い・円売り持ち高を解消する動きが出ていると説明

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