アサヒ:今期純利益15%増予想、飲料拡大で最高益続く-15円増配

アサヒグループホールディングス は13日、今期(2013年12月期)の連結純利益が前期比15%増の655億円 となる見通しだと発表した。飲料事業や国際事業の成長を見込む。増益 を達成すれば13期連続の過去最高益となる。

営業利益は同8.8%増の1180億円、売上高は同8.9%増の1兆7200億 円と増収増益を予想。飲料事業の売上高は、買収したカルピス社の業績 が通期で寄与するため、同20%超の増加を見込む。国際事業も強化し、 2けた増の見通しだ。純利益予想は、ブルームバーグ・ニュースがまと めたアナリスト15人の事前予想平均685億円を下回った。今期の年間配 当は、12年12月期の28円から同43円に15円増配する予定。

同社は同時に、2000万株を上限とする自社株取得について決議した と発表した。上限株数は発行済み株式数の4.29%に相当する。取得価額 の総額は300億円が上限。期間は14日から8月13日まで。

同社は2015年までの中期経営計画も発表。15年までに年平均成長率 を売上高で3%以上、純利益では7%以上を目指す。これを前提に株主 資本利益率(ROE)目標は12年の8.4%から15年に10%めどに高め る、としている。

また同社は本山和夫副社長をアサヒ飲料社長に充てる人事を発表し た。同飲料の菊地史朗現社長は同社会長に就く。ともに3月22日付で就 任する。

昨年のビール類の出荷シェアは、アサヒが37.5%で、3年連続首位 だった。今期は前年比0.5%増の1億6400万ケース(1ケースは大瓶20 本換算)の販売を見込む

12年の売上高は前の期比8.0%増の1兆5791億円、営業利益が 同1.2%増の1084億円、純利益は同3.8%増の572億円だった。事業の柱 である酒類事業で、ビールテイスト清涼飲料の販売数量の大幅増加や減 価償却費などを中心とした固定費削減で営業利益が2けた増となったこ とが増益の要因。

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