東京電力・福島第一原子力発電所事 故から2年近くが経過し一部の国では脱原発の動きが出ているが、カナ ダのキャメコは安倍政権が原発の再稼働を促進するとの見方から日本の ウラン輸入が増えるとみている。

世界3位のウラン採掘会社キャメコによると、同社が出荷の一部を 延期していた日本の電力会社は長期契約の下でウランを入荷している。 キャメコのティム・ギツェル最高経営責任者(CEO)は、同社が日本 で年内に最大8基の原子炉が再稼働すると予想していることを明らかに した。

ギツェル氏は11日、サスカチワン州サスカトゥーンからの電話イン タビューで、「日本の電力会社は将来の方向性を明確にしてきている。 明らかに再稼働に向かっている」と述べた。

数十億ドルの投資が中止や延期に追い込まれているウラン鉱業にと って、日本のウラン購入回復は朗報になりそうだ。ウラン価格は一 時、40%下落した。

福島第一原発事故の発生前には、日本のウラン需要は年間約2000万 ポンドだった。キャンター・フィッツジェラルドのアナリスト、ロブ・ チャン氏(トロント在勤)によると、現在の世界のウラン需要は1 億7700万ポンド。

原題:Cameco Sees Japan Uranium Recovery After Fukushima: Commodities(抜粋)

--取材協力:Tsuyoshi Inajima.