オバマ大統領、EUとのFTA交渉開始を表明-一般教書演説

オバマ米大統領は12日の一般教書演 説で、欧州連合(EU)との間で自由貿易協定(FTA)締結に向けた 協議を開始する方針を表明した。世界最大規模の経済関係の拡充を急 ぐ。同時に環太平洋連携協定(TPP)についても交渉妥結を目指す。

オバマ大統領は「大西洋をつなぐ自由で公正な貿易は、数百万人分 の高賃金の仕事を支える」と訴え、EUとの貿易交渉に関してこれまで で最も強いコミットメントを明らかにした。

多国間の貿易交渉が行き詰まり、世界経済における中国の存在感が 高まる中、EUとのFTAが実現すれば、オバマ大統領が掲げた2014年 末までの輸出倍増計画の達成に寄与する。

米EU間の貿易・投資額は11年に4兆5000億ドル(約420兆円)。 双方はこれまで農家への補助金や規制基準などをめぐって対立してき た。

原題:Obama Calls for Accord to Expand Trade With 27 Nations of EU(抜粋)