ソシエテ・ジェネラル:10-12月赤字、投資銀と資産管理統合へ

仏銀行2位のソシエテ・ジェネラル の昨年10-12月(第4四半期)決算は赤字となった。デリバティブ(金 融派生商品)ブローカーであるニューエッジ・グループの持ち株の評価 損計上や訴訟費用として3億ユーロ(約380億円)を引き当てたことが 響いた。

13日の発表資料によると、純損益は4億7600万ユーロの赤字。前年 同期は1億ユーロの黒字だった。ブルームバーグがまとめたアナリス ト10人の予想平均は、2億300万ユーロの赤字。同行は3億9200万ユー ロの評価損を計上したが、大半は主にニューエッジ関連だった。

フランスの銀行はドル建てでの資金調達や欧州債券市場での起債が 困難な時期があった。ソシエテは昨年、資本と流動性に関する国際規制 の強化に対応するため、人員削減や資産売却を進めた。10-12月期は法 人・投資銀行(CIB)部門の利益回復を評価損や訴訟費用が相殺する 形となった。CIB部門では昨年、経営陣の交替後に約1600人の削減が 行われた。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、資本市場について「今年の滑り出し は明らかに好調だった」と述べた。景気については「今年上向くとは誰 も考えていない」とし、「欧州にとって2013年は移行の年だとわれわれ は認識している」と語った。

同行はこの日、中核事業の組織改編を発表した。中核事業を国内リ テール銀行、海外支店網と専門的金融サービスをまとめた新部門、 CIBにプライベートバンクを含む資産管理部門を統合した部門の3つ に再編する。

ソシエテは10-12月期に訴訟関連で3億ユーロの費用を計上した が、詳細は明らかにしなかった。通期の純利益は68%減の7億7400万ユ ーロ。

同行は欧州中央銀行(ECB)から受けた3年物融資を1月に返済 し始めたと、ウデアCEOがこの日述べた。

第4四半期のCIB部門の利益は2億4900万ユーロで、前年同期の 4億8200万ユーロの赤字から大幅改善した。アナリスト予想の利益は2 億1900万ユーロ。グローバル市場の収入は33%増の10億3000万ユーロ。

原題:SocGen Posts Fourth-Quarter Loss on Newedge, Legal Expenses (1)(抜粋)