米ゴールドマンCFO:銀行業界のROE、12%上回る見通し

米ゴールドマン・サックス・グルー プのハービー・シュワルツ最高財務責任者(CFO)は、銀行業界の株 主資本利益率(ROE)が平均で12%を上回るとの見通しを示した。一 部の銀行が事業縮小・撤退を進めるためだと説明している。

シュワルツCFO(48)は12日に、米フロリダ州マイアミ開かれた クレディ・スイス・ファイナンシャル・サービシーズ・フォーラムで、 「銀行業界のリターンは必然的に上昇していくと思う」と述べた。

ゴールドマンの昨年の平均ROE(普通株対象)は10.7%と、2011 年の3.7%から上昇した。シュワルツ氏は12日、現時点ではまだ十分な 情報がないため、投資家にROE目標を提示できないと語った。

クレディ・スイス・グループのアナリスト、ハワード・チェン氏 は、会議の聴衆の半分以上が銀行業界のROEが12%前後に落ち着くと みているとの調査結果を明らかにした。1月末にCFOに就任したシュ ワルツ氏は、長期的にこのコンセンサスが正しかったということになれ ば驚きだと語った。

同CFOは、株主からリターン拡大を求められることで、債券トレ ーディングなど資本集約的な事業から撤退する銀行が増えるとの見通し を示した。「そのような事業では主導的な立場にいない限り、継続は難 しい」と指摘した。

原題:Goldman Sachs’s Schwartz Sees Bank ROEs Beating 12% in Long Term(抜粋)

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