10-12月期GDPはプラス成長の見込み-消費や復興需要が下支え

昨年10-12月期の日本の国内総生産 (GDP)はプラス成長が予想されている。個人消費や震災の復興需要 が堅調で、前期までの2期連続のマイナス成長から脱する見通しだ。内 閣府は14日に同期のGDP速報値を発表する。

ブルームバーグ・ニュースの事前調査では、実質GDP改定値の予 想中央値は前期比0.1%増、年率換算で0.4%増が見込まれている。7- 9月期GDP改定値は物価変動の影響を除いた実質で、前期比年 率3.5%減だった。

第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは8日付リポート で、「輸出と設備投資が足を引っ張った一方で、個人消費が予想外の健 闘を見せたことや復興需要による押し上げ、住宅投資の増加などが下支 えとなり、GDP全体ではマイナス成長を回避した可能性が高い」と予 想。今年1-3月期も一段の改善を見込んでいる。

政府は1月に公表した月例経済報告で「景気は弱い動きとなってい るが、一部に下げ止まりの兆しもみられる」との基調判断を示し、生産 と個人消費を上方修正した。

4-6月期についても、新家氏は経済対策効果の押し上げ効果に伴 い成長率が高まる公算が大きいと指摘。「景気は今後、明るさを増して いく」と述べた。

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