英バークレイズ、農産物商品の投機取引を停止

英銀バークレイズは農産物の投機取 引を停止した。評判に影響を及ぼす可能性のある事業を縮小する取り組 みの一環。同行はロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作を めぐって2億9000万ポンド(現在のレートで約424億円)の制裁金を科 された。

アントニー・ジェンキンス最高経営責任者(CEO)は12日、損益 が赤字となった2012年通期決算を発表後の電話で記者団に対し、この決 定の理由について「評判」への影響を考慮したことを明らかにした。こ の決定について詳しい関係者2人は1月28日、同行が農産物調査を停止 したと述べた。

貧困問題に取り組む団体、世界開発運動は12日発表した文書で、銀 行による投機が10年と11年の食料価格高騰を増幅し、バークレイズは関 与した英最大の銀行だったとの見方を示した。ベルリンを拠点とする消 費者団体フードウォッチは昨年10月、農産物への投機が食料価格高騰に つながったとみられ、貧困国の一部での飢饉(ききん)発生については ドイツ銀行などの金融機関に責任の一端があったと指摘した。

ドイツ銀は先月、農産物投資商品は農産物価格上昇の原因ではない と結論付け、これらの商品の提供を継続する方針を示している。

原題:Barclays Stops Speculative Agricultural Commodity Trading (2)(抜粋)

--取材協力:Howard Mustoe、Claudia Carpenter.

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