【テクニカル分析】米長期金利、2.4%上昇めど-2番天井が抵抗線に

三井住友銀行の宇野大介チーフスト ラテジストは、米長期金利について、テクニカル分析に基づくと、ダブ ルトップ(2番天井)を形成した2.4%付近が強固な上値抵抗線とな り、当面の上昇めどになるとの見方を示した。

米国債市場で長期金利となる米10年物国債利回りは、今月4日に は2.0575%まで上昇して、2012年4月以来の高水準を付けた。その後は 2%付近でのもみ合いとなっている。

宇野氏は、米長期金利について、10年10月8日に付けた2.33%か ら、11年10月28日の2.41%と、12年3月20日の2.395%で直線が引ける と説明し、2.4%近辺で2番天井を形成し、固い上値抵抗線になってい ると解説した。「先週に節目の2%を抜ける水準まで上昇したが、これ までのレンジとなっている1.5%-2%から2%-2.5%に水準が移った とは言えない」と語り、当面は1.6%-2.1%の間で推移するとの見方を 示した。

米長期金利は買われ過ぎや売られ過ぎを表すRSI(相対力指数) は今月1日に69.24%まで上昇した。売られ過ぎを示す節目の70%に接 近したことから、当面は売り圧力が掛かりにくい状況だ。