イタリア入札:3年債利回り上昇-選挙まで約2週間で不安感

イタリア政府が13日に実施した入札 で、2015年償還債の落札利回りが前回から上昇した。国債入札での利回 り上昇は昨年10月以来。総選挙まで2週間を切り、政治の不安定化をめ ぐる懸念が高まっているとみられる。

34億5000万ユーロ(約4360億円)相当発行の15年償還債の平均落札 利回りは2.3%。1月11日の入札時は1.85%だった。政府は26年償還債 と40年償還債で計17億5000万ユーロも発行した。3年債の応札倍率 は1.37倍(先月は1.45倍)となった。

9日に禁止期間に入る前の5つの世論調査では、民主党のベルサニ 党首がベルルスコーニ前首相を平均6ポイントの差でリードしていた。 ただ、上院では議席が地域別に配分されるため、ベルサニ陣営が過半数 議席を確保できるかどうかの予測は難しい。

ウォルファンゴ・ピコリ氏を含むユーラシア・グループのアナリス トらは12日のリポートで、ベルサニ陣営は「下院を制する見込み」だ が、上院ではモンティ首相との「連携合意が必要になる公算が大きい」 と指摘していた。

入札後のローマ時間午前11時36分現在、10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.47%。

原題:Italy’s Borrowing Costs Rise at Sale as Political Concerns Mount(抜粋)

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