微細な結晶も対象、「787」の出火原因調査-米運輸安全委

米ボーイングの最新鋭旅客機 「787」(ドリームライナー)の出火原因を調査している米運輸安全委 員会(NTSB)は、リチウムイオンバッテリーのショートや不具合を 引き起こす可能性のある微細な結晶を調査対象に含めていることを明ら かにした。

NTSBのケリー・ナンテル報道官はインタビューで、「われわれ は確かにそれを調べている」と語った。ただ、樹枝状結晶(デンドライ ト)と呼ばれるこの結晶は調査対象の中心ではなく、火災を起こしたバ ッテリー内部で結晶の痕跡を見つけたわけでもないとも述べた。

科学誌「ネイチャー」の2010年の記事によると、樹枝状結晶は電流 を妨げ過熱状態を引き起こす可能性があり、バッテリー不具合の原因と して知られている。急速な充放電によって形成されるという。

原題:Microscopic Crystals Probed by U.S. NTSB in 787 Battery Fire (2)(抜粋)

--取材協力:Angela Greiling Keane.