米トウモロコシ先物が8日続落、大豆は弱気相場入り

シカゴのトウモロコシ相場は8営業 日続落し、2010年3月以降で最長の下落局面となった。南米の生産高見 通しが改善したことが要因。大豆も弱気相場に入った。

農業市場に関する気象情報を提供するDTNが12日発表した予報に よれば、アルゼンチンのトウモロコシと大豆の産地では16日以降、低気 圧の影響で中程度から激しい降雨が見込まれ、乾燥状態が緩和される可 能性がある。ブラジル北部の産地は乾燥し収穫が進む見通し。米農務省 の8日の発表によると、米国に次ぐトウモロコシ輸出国であるアルゼン チンの生産高は2700万トンと、アナリスト予想を上回るとみられてい る。ブラジルの収穫高も見通しを上回る7250万トンが見込まれている。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物3月限終値は前 日比0.9%安の1ブッシェル当たり6.9625ドル。一時は6.915ドルと、中 心限月としては1月11日以来の安値を付けた。大豆先物5月限は0.5% 安の同14.095ドル。終値で過去最高値の17.6825ドルを付けた昨年9月 4日以降の下落率は20%となり、弱気相場入りした。

原題:Corn Posts Longest Slump Since 2010; Soybeans Enter Bear Market(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson.