ロシア議会、公共の場での喫煙禁止法案を可決-JTなど反対

ロシア議会は最終読会で、公共の場 での喫煙を禁止する法案を可決した。6月1日から病院や学校、公共交 通機関、オフィスの中や近くでの喫煙が禁じられる。

法案はプーチン大統領の署名後に成立する。同大統領は自国の公共 の場での健康増進を推し進めてきた。同法案が成立すると、たばこの広 告も打てなくなる上、販売とスポンサー契約にも制限が加えられる。来 年には禁止対象区域がホテルやレストランにまで広がる。

米フィリップモリスインターナショナルや英ブリティッシュ・アメ リカン・タバコ(BAT)、日本たばこ産業(JT)、英インペリア ル・タバコ・グループは、たばこ消費を抑制する措置に反対してき た。195億ドル(約1兆8000億円)規模のロシアたばこ市場の93%を、 この4社が占める。議会は賛成441票、反対1票で法案を可決した。

世界保健機関(WHO)によると、ロシア国民のうち習慣的に喫煙 する人の割合は約39%。メドベージェフ首相は昨年10月、全人口 の0.3%に相当する約40万人が喫煙関連の疾病で毎年死亡していると説 明した。

原題:Russian Lawmakers Approve Anti-Smoking Bill in Final Reading(抜粋)

--取材協力:Henry Meyer.