インド:昨年12月の鉱工業生産、予想外の減少-成長鈍化で

インドの鉱工業生産指数は、昨年12 月に市場予想に反して2カ月連続で低下した。同国の経済成長率が10年 ぶりの低水準になると見込まれる中、需要が低迷していることが背景に ある。

インド中央統計機構が12日発表した鉱工業生産指数は前年同月 比0.6%低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト29人 の予想中央値は1%上昇だった。昨年11月は0.8%低下に改定された。

インドのインフレ率は7%を超えているため、中央銀行が需要を刺 激するために利下げする余地は制限されている。また、世界経済のまだ ら模様の回復が輸出に打撃を与えている。28日に予算を発表するチダム バラム財務相は、投資の回復を促す広範な取り組みの一方で、物価上昇 圧力を和らげるために歳出を抑制する方針を示している。

バロダ銀行のエコノミスト、ルパ・ニツレ氏(ムンバイ在勤)は指 標発表前の段階で、「センチメントは非常に弱く、見通しは悲観的だ」 と指摘。「先行指標は力強い持ち直しの見込みがないことを示唆してい る」と述べた。

原題:India Factory Output Unexpectedly Drops as Growth Ebbs: Economy(抜粋)

--取材協力:Manish Modi、Michael Heath.

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