ECBの銀行監督一元化、EU全体に拡大を-フィンランド

フィンランドは、ユーロ圏に限定さ れた銀行監督一元化は導入当初から課題を伴うと警告している。欧州の 金融コングロマリットがユーロ圏以外でも事業を展開しているためだと いう。

フィンランド金融監督庁(FSA)のトゥオミネン長官は11日のイ ンタビューで、「問題は通貨ではない」とした上で、「銀行がどう運営 し、どんなリスクが国境をまたいで動くかが問題だ。ユーロ圏だけでな く、欧州連合(EU)に監督対象を広げるべきだ」と強調した。

北欧で唯一のユーロ導入国であるフィンランドは、スウェーデンの ノルデア銀行やデンマークのダンスケ銀行などフィンランドで事業を展 開する銀行が欧州中央銀行(ECB)の銀行監督制度で生じる規制上の グレーゾーンをうまく利用することを懸念している。

同長官は「ノルデアやダンスケの本社がユーロ圏外にあることは問 題を拡大する」と述べた。ノルデアの事業の6割はフィンランドで行わ れており、ECBの監督下に入ると説明した。

原題:ECB Bank Oversight Must Be EU-Wide to Be Effective, Finland Says(抜粋)

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