英RBS表明の賞与回収による制裁金支払い、会計操作の批判

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコ ットランド・グループ(RBS)がロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の操作問題で科された制裁金のうち3億ポンド(約440 億円)を社員のボーナス回収分で支払うとしたことについて、英議員ら の間で「会計操作」との批判が起きている。

RBSは、LIBORや他の指標金利を不正操作したとして先週、 米英の監督当局から6億1200万ドル(約580億円)の制裁金を科され た。同行はこのうち米当局への支払い分についてはボーナス原資を減ら し、過去数年分の賞与を社員に返還させることで支払うとした。

RBSのスティーブン・ヘスター最高経営責任者(CEO)とフィ リップ・ハンプトン会長は11日に英議会の銀行基準に関する委員会で証 言したが、制裁金を考慮に入れる前の段階でボーナス原資をどの程度の 規模と予定していたか詳細を示さなかった。

同委員会のアンドルー・タイリー委員長は声明で、「単なる会計操 作であってはならない。まだ規模の決まっていないボーナス原資を人為 的に調整することなど、ごく簡単だろう」と指摘した。

RBSの昨年2月の発表資料によると、同行投資銀行バンカー の2011年分の賞与は計約3億9000万ポンドだった。ハンプトン会長 は、12年分の賞与の半分程度は回収可能だと述べた。

同会長は「われわれはまだボーナス原資について決めていない」と した上で、「適切に回収することをこの委員会および他のどこに対して も極めて明確かつ公に示さなければならない」と話した。

--取材協力:Jon Menon.

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