大き過ぎてつぶせない銀行のリスク低減法案、米下院で準備

ジョン・キャンベル下院議員(共 和、カリフォルニア州)は「大き過ぎてつぶせない」金融機関の規模縮 小を目指す法案を提出する方針だ。長期債などを通じた資本の拡充を義 務付けることで、結果的に銀行のバランスシートに圧縮圧力がかかる内 容。

米連邦準備制度理事会(FRB)のタルーロ理事を含め、民主、共 和両党の多くの議員や規制当局者は、2010年に成立した米金融規制改革 法(ドッド・フランク法)は大手銀行の巨大化に歯止めをかけることに つながっていないと主張し、08年の金融危機をあおったようなシステム 上のリスクを抑制する新たな取り組みへの支持を表明している。

キャンベル議員は11日、ブルームバーグ・ガバメントとのインタビ ューで、「大きいことはそれ自体としては問題ないが、競争上の不利益 やシステム上の問題を生み出すという面でマイナスだ」と指摘。「大き いままでいたいのなら、それはそれでいいし、可能だが、負担は重くな るだろう」と述べた。

米4大銀行のうちJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリ カ(BOA)、ウェルズ・ファーゴの3行は07年よりも規模が拡大して おり、うち1行が経営難に陥った場合に経済が打撃を受けるリスクが高 まっている。

原題:Bill to Limit Too-Big-to-Fail Bank Risk Prepared in U.S. House(抜粋)

--取材協力:Craig Torres.