NY原油:反発、ECBバイトマン氏発言受けたユーロ上昇で

ニューヨーク原油先物相場は4営業 日ぶりに上昇。ユーロが対ドルで上昇したことが背景。ウェスト・テキ サス・インターミディエート(WTI)と北海ブレント原油の価格差は 9日ぶりに縮小した。

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ドイツ連邦銀行の バイトマン総裁は、ユーロは著しく過大評価されてはいないとし、同通 貨を下落させようとするユーロ圏の一部政府の試みに警鐘を鳴らした。 ブレント原油は一時1.1%下落していたが、下げ渋る展開。ブレントは テクニカル的な抵抗線であるバレル当り120ドルを先週上抜けられなか ったことから値下がりした。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「バイトマン氏の発言で、原油相場 のモメンタムが反転した」と指摘。「ブレントにとっては120ドルが大 きな焦点になっている。ブレントとWTIの価格差は先週、拡大し過ぎ ていた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.31ドル(1.37%)高の1バレル=97.03ドルで終了。終値では1日 以来の高値となった。今年に入ってからは5.7%値上がりしている。

原題:WTI Oil Rises as Euro Gains on ECB Comment; Brent Spread Shrinks(抜粋)

--取材協力:Jana Randow、Grant Smith.

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